登場人物全員クズ\(^o^)/小学生で二股かけられた話
どうも、彼氏いない歴=年齢の限界女子大生ただのみて子(@mitecooo)です\(^o^)/
今回は、私がまだ純粋無垢だった小学生時代に、あろうことか二股をかけやがったクソ男の話をしていこうと思います。
私が今全く幸せになれない雑魚女になってるのは、この人のせいではないかと思いますねぇ……(華麗な責任転嫁)(100%自分のせい)。
小学生の私
小学生のときって、やたら群れますよね?
私も御多分に洩れず、4人グループを作っていたんです。
リーダー気質:腹黒外面良し子
おバカキャラ:猪突猛進子
影のリーダー:純粋に性格悪子
余り物:ただのみて子
私は正直、グループで浮いてました\(^o^)/
このことについてはまた詳しくブログに書ければいいなぁと思うのですが、当時の私のあだ名を聞かれたら、皆さんびっくりされると思います。
「のろまん」って呼ばれてたんです\(^o^)/\(^o^)/
「のろま」な「まんこ」で「のろまん」ね♡
可愛いでしょ♡♡
はいはい、で、この話のメインは私が「いじめられてた」とか「それをいじられてると思って精神を保ってた」とか、そんなことじゃないんです。
私たちたち四人は、まぁ内部ではこんな醜い色々が渦巻いていたのですが、修学旅行の班決めのときに何も言わなくても集まるくらいには、グループとして成り立っていました。
そして、問題となるクソ男も同じく四人グループでした。
一応リーダー:天然どうでもいい男
なんか静かだった気がする:まじで覚えてない男
バレンタインチョコを投げ捨てた:パリピ気取り男
体が媚びでできている:二股男(←おまわりさんこいつがクソ男です)
本文には全く関係のない小話なのですが、パリピ気取り男にバレンタインチョコをあげたのは猪突猛進子です。
一人じゃ渡しに行けないって言うから、雨の日にみんなでついて行ったんですよ。
「パリピ気取り男くん、好きです!!」
「は? きも」
目の前で水たまりに捨てられたバレンタインチョコを見て、さすがの私もキレましたね。
だってそのチョコ作る費用出したの私だから!!
包装も100均で私が買ってきたやつだから!!
小学生にして財布として使われてたんだよチクショウ!
金返せ!!!
閑話休題。
私たちのグループのリーダーである腹黒外面良し子と、相手のグループのリーダーである天然どうでもいい男は付き合っていました。
その繋がりで、私たちは放課後はほぼ毎日集まり、なかなか青春めいたことをしていました。
そんなある日……。
初めてのラブレター
二股男から呼び出された私は、当時流行っていた手紙の形(同世代はみんなわかるはず。あれです)に折りたたんだ紙を渡されました。
「誰にも言わないで。家に帰ってから、誰にも見られないところで開けて」
真剣な眼差しで言った彼。
「えっえっどういうこと?」なんてとぼけながら、私は思っていました。
はいラブレターきたああああ\(^o^)/
もし今の私がラブレターをもらったら、問答無用でその場で開けます。
告白の返事が「はい」でも「いいえ」でも、先延ばしにすることにメリットはないですから。
でも当時の私は超ピュアガールだったんですね。
律儀に家に持ち帰り、誰にも見られないようトイレで開けました。
ただのみて子へ
みて子がいつも俺のこと見てくれてるのは知ってる
よかったら付き合おう
二股男より
実際、ラブレターをもらう前は彼のことを恋愛対象として意識したことはないですし、1ミリも見たことはなかったのですが。
子供ながらに自意識過剰でちょっとキモいなと思ったのを覚えてます\(^o^)/
ラブレターを読み終わったピュアガールな私は、決して親にも見られないようにブツをパンツの中に隠して、自身の部屋へと駆け戻りました。
(ただのみて子ってこのときから頭おかしかったんだな……\(^o^)/)
事態急変
次の日、登校した私は二股男に「はい」の言葉を伝えるつもりでした。
ラブレターの内容は気持ち悪かった。
でも彼はバスケがうまくて女子からもそこそこ人気だったし、何より自分を好いてくれるということがとても嬉しかったんです。
しかし、クラスに到着した私を待っていたのは、残酷な現実でした。
私たちのリーダー、腹黒外面良し子が二股男にラブレターを渡されたと、訴えていたんです。
私ははじめ、信じませんでした。
正直に言って、私は腹黒外面良し子が大嫌いでした。
だから、自分を好いてくれる王子様(二股男)が彼女の良さを認め、あまつさえ告白したなんてありえないと思ったんです。
きっと彼女は嘘をついている……。
そう信じてやまない私の目に入ったのは、彼女が証拠としてクラス中に見せまわっていたラブレターの文面でした。
あの気持ち悪い文章が、そのまま並んでいました\(^o^)/
せめて……せめて……文章くらい変えろよ二股男!!!!!
しかもさ、私にはノートのいらない部分を切り取ったみたいな汚い紙だったのに、腹黒女(もう悪意を隠す気もなくなった)には可愛い便箋で渡すってなんだよ!!!!!
修羅場突入
遅れて、男子四人組が登校してきました。
すごい修羅場が待っているとも知らず、エ◯タの神様の話なんかして、のんきなものです。
「ねぇ」
はじめに動いたのは、腹黒外面良し子でした。
「私、二股男にこんなの渡されたんだけど、ウケるー!」
そう言って、彼氏である天然どうでもいい男に、二股男のラブレターを見せたのです。
このときの天然どうでもいい男の対応は、すばらしいものだったと今でも思います。
彼は私が人生で出会った男性の中で、唯一と言っていいほどいい男でした。
彼は、彼女である腹黒外面良し子の言い分を一方的に信じるのではなく、また、男の友情を持ち出して二股男の方を持つのでもなく、
「ちょっと二人で話せる?」
と言って、二股男を教室の外へ連れ出しました。
たかが八人のグループ内で、カップルが一組、告白された人が二人、しかもそのうちの一人はカップルの女。
小学生としてはなかなか終わってますよね\(^o^)/
大学のヤリサーかよ。穴兄弟だらけかよ。
だからみんなも、修羅場が始まるんだろうなって期待していたんだと思うんです。
天然どうでもいい男と二股男が去り、教室は一気に静かになりました。
普段のキャラ(外面)をかなぐり捨てて、祭りだ祭りだと言わんばかりに騒いでいた腹黒外面良し子も、いたぶる相手がいなくては張り合いがなさそうです。
でも皆さん、一つ忘れないでください。
私まだ、二股男にラブレター渡されたって言えてないんです\(^o^)/
言えなかった理由は二つ。
一つ目は、腹黒外面良し子の剣幕がすごすぎて口を挟めなかったから。
あのときの彼女はそりゃ〜すごかった。
クラス全員で、彼氏持ちである私に告白してきた二股男を断罪するのよ!!
って感じで、まるでジャンヌダルクだった。
二つ目は、彼のことをまだ見限れなかったから。
ピュアガール(三回目)な私は、彼と交わした「誰にも言わないで」の約束をまだ守っていたんです。
しかしそれも、あっけなく終わりを迎えました。
さよなら、私の青春
二人きりで話に出ていた天然どうでもいい男と二股男が、教室に帰ってきました。
再びクラスがざわつき始めます。
「ラブレターは実は二枚あるんだ。一枚は腹黒外面良し子に、もう一枚はこのクラスの誰かに渡したらしい」
意気消沈している二股男の代わりに、天然どうでもいい男が説明を始めました。
もう一枚は誰に渡したんだろう?
クラス内に、少し詮索するような空気が流れます。
そのとき、二股男が言いました。
「本命は、腹黒外面良し子だ」
おまっ、おまっ、お前ええええええええええええ!!!!!
「振られた時にカッコ悪いから言い訳できるように渡し「ザスッ」
続けて言い訳をしようとしている二股男に、私はラブレターを突き返しました。
なんと悲しいことでしょう。ただのみて子ちゃんは、そのラブレターを大事に大事に学校に持ってきていたんですね。
私のパンツの中に入ったラブレターが、彼の胸元に突きつけられます。
当時NARUTOを読んでいた私は、ほんとはカッコよくぶん殴りたかった。
しかし、なにぶん人を殴ったことなんてないので力加減がわからず、ザスッとなんとも微妙な音を立ててラブレターは彼の元に帰って行きました。
その後、必然的に二股男のしたことはクラス全員が知ることとなり、彼は何となく距離を置かれるようになりました。
もちろん、私も腹黒外面良し子も彼と話すことはありませんでした。
ただ、天然どうでもいい男だけが、以前と変わらず彼と接していたんですね。
「別に他人の彼女でも、告白するのは自由だろ?」
なぜ二股男と変わらず仲良くするのか。
そう聞いたら、彼は屈託もなく答えました。
おまっ、おまっ、お前…………。(ガチ泣き)
というわけで、私も腹黒外面良し子も二股男も、天然どうでもいい男以外登場人物全員クズなお話でした\(^o^)/
以上、お読みいただきありがとうございました!
ただのみて子(@mitecooo)でした\(^o^)/
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